一般ナースのつぶやき

病棟で働く20代の一般的な看護師による日ごろあれこれについてのかきものです。

私が看護師になるまで(~大学入学)

初めてのちゃんとした記事書きます。

今日のお題は

「私が看護師になるまで」

看護師のなり方にもいろいろあると思いますが、

私がどうして、どうやって看護師になったか?を話します。

まずは、大学入学前までのお話!

お付き合いくださいませ。

 

 

 

なぜ看護師を目指したか?

 

私が看護師を目指した理由は、まず第一に医療従事者になりたかったことです。

 

私は小学生の時から医療従事者になりたいなって思っていました。

医療従事者っていうより、お医者さん。なぜなら給料がいいと思っていたから。

小学生なのにこんなこと考えてたなんて言いたくなかったんですけどね、正直なところでいうとそういう気持ちです・・・怖い。

ほかにも直接感謝してもらえる、医療的な行為がかっこいいと感じており、

歳を重ねてもその気持ちは変わらず、高校1年か2年まではずっと医師になりたいと思っていました。

 

大学に行くつもりで高校を選び、1年、2年が過ぎ受験が迫ってくるとだんだん医師になるという現実味のなさを実感していきました。

中学生のころまではクラスでもそこそこ頭のいい部類で、高校でも学年で20位前後はキープ(頭のいい学校ではない)していましたが、医学部医学科の壁は相当厚かった。

とにかく猛勉強!というやる気もなかったため模試では常にE判定、到底及びません。

1年生の頃「私は医師になりたいです!」なんて家族にも先生にも言っていたのですが、だんだんと恥ずかしくなり、いつの間にか医師ではなく看護師の道を選ぶ自分になっていました。

 

そこから、自分の気持ちを正当化するように看護師のよさについて調べ始めました。

私は人と接することが好きで割と世話好きな人だったので

 

患者さんに一番近いところで仕事ができるのっていいな

誰かを身体的にも精神的にも支えられる仕事っていいな

そこそこ給料ももらえるし、何より資格を手に入れられるっていいな

やっぱり医療に携わる仕事って専門的でかっこいいな

といった感じで、看護師のよさを見つけました。

 

私は子供と接するのが好きだったので看護師以外にも

学校の保健室の先生:養護教諭、保育園の先生:保育士にもなるのもいいなと思う気持ちもありました。

これについては調べるうちに看護師だったらどちらへの道もひらけるなと考え、

あとは心理テストとかがとても好きだったので、心理学を学びたい:臨床心理士という仕事も考えましたが、臨床心理士は大学院で心理学を学ぶ必要があるためとりあえずは大学に行かねば!と思い

最終的に看護師になろう!と看護師を志しました。

 

 

どうやって看護師になったか?

 

看護師になると言ってもなり方にはいろいろあります。

  • 看護系の大学に進学する
  • 看護系短期大学に進学する
  • 専門学校に進学する
  • 看護専門高校(5年制)に進学する

私はというと大学に進学することに決めていました。

両親は共に高卒なのですが、高校入学前から大学はいきたいなとなぜか勝手に思っており、なんで行きたかったのかはよく分かりません・・・親が大学は行ったほうがいいとか言ってたのかな?

家庭は裕福ではなく親からは「大学進学後にお金は出さない、奨学金で行け」と言われていたので行くとすると国公立に絞られてましたが。笑

 

そして看護系の大学について調べ始めました。

看護系の国公立大学を調べ始めてまず出てきたのが千葉大学看護学部です。

国立大学で唯一看護学部がある千葉大は特別感があり私をひきつけました。

また、千葉大では看護師のほかに、保健師助産助産師は一部学生のみですが)の受験資格も得ることができます。

看護大学の中でも知名度が高く、学力があり、最大三つの国家試験を受けられる、唯一という響きがかっこよく、さらには上京したい!というプチ願いがあった福岡県民の私は第一志望はここだ!とすぐに決めました。

知名度が高い、とは言っていますがネットで調べたときになぜかそう書いてあって私がただ鵜呑みにしただけなので、実際にはどうかは分かりませんがとりあえずここではそういうことにしておいてください!笑

 

大学受験

高校生最後のメインイベント、そう大学受験。

これを乗り越えなくちゃ、夢への道も狭きものになっていきます。

前述しましたが、予算の関係上私には国公立の選択肢しかありません。

謎のプライド・かつ高校が「目指せ!国立大学!」って感じだったため

公立ではなく国立に進学してやるぞ!と心に決めておりました。

 

推薦入試(落ちました)

学力では到底入れそうもなかった千葉大、望みをかけて推薦入試を受けました。

・・・落ちました。笑

推薦入試、そう甘くないですね。ホント。受かったかも?なんて一ミリでも思った私がばかでした・・・。

当時はとても落ちこみましたが、今となってはいい思い出です。

 

大学入試

今年から大学入学共通テストになりましたが、私の時代はセンター試験でした。

ここで大コケしたのは言うまでもありません・・・。

第一志望だった千葉大学看護学部はセンター受ける前からあきらめかけていましたが少しの希望も残さず散ってゆきました。

あまり大学のことを調べてこなかった千葉大以外の選択肢がなかったため

私はセンター結果から行けそうな国立大学を絞り、保健師助産師・看護師をとれること、交通の便、後は試験の科目を考慮しとある地方国立大学に受験を決めました。(後期試験他に選ぶところもなく前後期共に同じ大学に出願!)

センターの点数低いわりに国立で選んだので、C判定かなり厳しいチャレンジ。

ギリギリのラインで合格できました!

 

私立も行く気はなかったのですが、滑り止め受験しています。

奨学金を出していて学費が安い大学や、センター利用で楽に入れる大学を探し、受験しました。(合格してるよ!)

 

長くなりましたが、大学受験まではこんな感じです。

昔を思い出すとホント必死に頑張っていたなって

朝から晩まで勉強できる高校生のエネルギーってすごいなと思います。

 

 

「看護大学、どこへ行こう・・・」と迷っている方へ。

たくさんの大学を調べている方は、それぞれの特徴を見つけて志望校を選択されていると思いますが、私は調べていなかった(調べる気持ちの余裕がなかった)こともあり、大学による違いが分からなかったので、国立大学に行ければどこでもいいやみたいな気持ちでした。

結局大学時代を過ごせるのは1つの大学だけなので他の大学と比較はできませんが、私の場合は「住めば都、入れば都」って感じでとてもいい環境で学ぶことができたかな?と感じています。

 

正直、よほどの覚悟・やる気がなければ最終的には妥協して妥協して行ける大学を選ぶしかなくなると思います。実際私もそうでした。

私は現役でさえ受験がつらすぎたのでもう一年受験生を続けるなんて耐えられません。

浪人する道を選択できるのは本当にすごいことです。

看護大学なんて特に、看護師になるって決めているならなり方はいくらでもあるため、高校の担任の先生に「浪人するぐらいなら専門学校に行ったほうがいい、看護師になるんだからどこに行っても変わらない」と言われたぐらいです。

大卒看護師を目指していたこの先生の言葉にはかなりイラっとしましたが、極論そういう選択肢もありだと思いました。

私は第一志望を目指してひたすらに勉強し、それでも届かなかった場合は結果に妥協も必要かなと考えます!あまり自分を追い込みすぎないで!

 

 

 

今ちょうど大学受験も最終局面を迎える時期でしょうか。

大学受験は心身ともに疲れ果て、本当にしんどかった。

今頑張っておられる皆さん、お疲れ様です!実力が発揮できるように心から応援しております!

 

思えば、あの頃家族にあたりまくって相当トゲトゲしていました。笑

支えてくれた家族には本当に感謝しかありません。どうか許してください。

 

という懺悔は置いといて。

ここまでお付き合いいただきありがとうございました。

大学生活については次回更新します!

 

それではっ!